2020-09-12 Sat

金曜日の夜、7時。
いつものように、FM小樽の「小樽からこんばんは」を拝聴。
9年続いた番組ですが、私はリスナーになったばかり。
この番組を聞くようになりましたのは、コロナ自粛の頃から。
初めて聞いて、パーソナリティーの喋りがまったりで、ゆるゆるなのがいい。
番組構成が、ほぼ全国のリスナーさんからのお便りで成立しているという不思議。
東海地区の名パーソナリティーでありますつボイノリオさんの姿勢は、かつて「リスナーは最高のライター」と新聞のインタビューに答えてました。
最近は殆んどコミュニティラジオ一辺倒で、一般ラジオを聞いていませんが、つボイノリオさんがパーソナリティーをやってる番組を、かつて聞いていて、その時に言ってたコメントを鮮明に覚えています。
リスナーさんからのメッセージを、何年も保管してあるんだそうです。
スタッフがまず読んで、不採用なメッセージも、もう一度、読み直して、正月特番に、紹介する。
だから、すべてのメッセージは、不採用でも3回読まれているそうです。
「小樽からこんばんは」は、時間が押し迫ったら、無茶苦茶、早口でメッセージを読んでます。
恐らく、メッセージの多くを紹介しているのでしょう。
とくに、エンディング前の、あの速読は、芸術的で凄いわ。
間違いなく、プロレス実況の古舘伊知郎さんを、凌いでいます。
こういう番組構成もありかなぁって、思います。
これこそ、リスナーファーストの番組です。
よくある悪い番組パターンは、「メッセージ、リクエストをどしどしお待ちしております」って、紋切り型で発信しておきながら、まったくメッセージに目もくれず、安直に「今日は何の日」を羅列して、自身の選曲した音楽ばかり流しているパーソナリティーが、たまにいます。
個人的には、絶対にそのパーソナリティーの放送は聞きません。
聞いていても、時間の無駄だと感じますし、得るものがないからです。
そして、100%、春と秋の番組改編期に、当該番組かパーソナリティーは消えてます。
「小樽からこんばんは」は、ミュージックバードの全国配信は終わりますが、番組は終了せず、FM小樽では続きますから、ホッとしました。
たまに、サイマルラジオで聞きましょう。